コース一覧

与えられたものづくり課題に小グループで取り組み,物理・システム工学コースにおける学びの基本姿勢である「工夫する」楽しさを体験する。またこの演習は大学院の講義(理工学セミナー)とリンクしており,同一課題に取り組んだ大学院生の成果をみながら,自らの取り組みを振り返り,さらに深い理解を得る。さらに,卒業研究に向けて必要となる英語と数学の力について自己確認を行う。   

一見複雑に見える機械の運動も, 個々に見ると単純な原理の組み合わせです。歯車やリンク,カムなど,これまでさまざまな機構が提案され利用されています。この講義では,機械の基本要素で ある機構が運動する基本的な原理についての理解を目指します。

「機械を制御する」とは,簡単に言えば「ユーザの目的通りに機械を動かすこと」である。本講義では,機械を制御するために必要となる基本となる事項について講義する。内容としては,ラプラス変換を基礎とする“古典”制御理論,ならびに,微分方程式を基礎とする“現代”制御理論の両方を含む。制御系の安定性や設計の方法についても講義する。

この科目は,学習集団の中での協働的な活動とともに,高校と大学の学び方の違いの理解,大学という学習環境の活用方法,基本的かつ汎用的なアカデミック・スキルズを身につけることを目的としています。具体的には次の3つを柱としています.(1) 共生システム理工学類の成り立ちと特色,基盤教育と学類のカリキュラムを理解し,学問への動機づけや学ぶ姿勢を獲得できるようにする。(2) 図書館等を活用した情報収集やそのとりまとめ,情報機器の操作などの学問の基礎的能力を修得する。(3)学生が自分たちの学生生活やメンタルヘルスを学び,考え,討論することで,人間的交流を深めるようにする。  

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小型制御用コンピュータを使ったロボットキットを製作します。キットには,部品一式とマニュアルが含まれます。はじめに,コンピュータの仕組みやそれを用いた制御手法についてのゼミを行い,さらに実習を行いながら段階的に基礎的事項を学習します。その後キットを企画・製作します。また,製作したロボットキットを用いて,小中学生を対象としたロボット製作教室を3月に実施します。特に,教室に参加する子供たちをいかに楽しませるかという意識を常に持ち続けることが重要です。3月の製作教室で,自分たちが苦労して作ったキットで楽しそうに遊ぶ子供たちの姿を見ると,疲れがいっぺんに吹き飛ぶことでしょう。